スタッフvoice

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飛騨高山森林組合のスタッフを紹介致します。

  • 森林技術者
  • 木材加工流通部
  • 森林事業部
  • 林業・狩猟従事者(先輩移住者インタビュー)

森林技術者 水間

平成30年入組
メッセージ:
飛騨高山森林組合で働き始め、半年が経ちました。
森林組合では、森林を育てる事から木材の加工まで行っております。
私は主に森林を育て、伐採し、環境を守ることをしております。
体力もいりますし、森林を育て上げ、伐採するためには技術も磨かなければなりません。
これらの作業は決して易しいものではございませんが、毎日やりがいを感じながら仕事に励んでおります。

木材加工流通部 長瀬

令和7年入組
メッセージ:
私は高校の学習で製材について学び、たくさんの木材がきれいに加工され皆に使ってもらえる製品になっていく様子を目にし、自然資源が豊富な高山の製材を自分も担いたいと思い森林組合に就職しました。
木材加工流通部では、伐り出された丸太をいろいろな種類の建築資材へ製材加工しています。加工にはたくさんの行程があり、自分が担当する行程を持ちながらも時には皆で助け合ったりして仕事することで製品ができていきます。
仕事をはじめて感じた事は、大きな工場で様々な機械を使って加工するので思っていたよりも力仕事が少なかったのが意外でした。
自然の木を加工するということは、うまく加工できる事ばかりではありませんが、たくさんの個性ある製品が生まれるので仕上がっていくのが楽しいところでもあります。
これからも沢山学んで全ての行程で仕事を任せてもらえるよう頑張っていきたいと思います。

森林事業部 中田

令和7年入組
メッセージ:
美濃市にある森林文化アカデミーで林業について学び、卒業後当組合へ就職しました。
初年度は森林事業部に所属し、森林調査や測量の補助、その他の事務業務などを担当しています。
事業の申請といった事務的な業務もあれば山林内で汗を流すような業務もあり、多様な仕事の中で優しい先輩方に指導をもらいながら、日々少しずつ学び、業務に励んでいます。
今後、1つの現場を任されるようになった際には事業の進捗状況の管理や所有者の方とのやり取りなど、コミュニケーションが重要になるので先輩方の姿から多くを学び、一人前になれるよう努力していきたいです。

宍戸 慶太さん (42歳)(清見地域へ移住)※R2.2 月 現在

H27年に愛知県名古屋市から清見地域に移住。慶太さんは春から秋までは飛騨高山森林組合に勤務、冬には狩猟をしています。妻の希実子さんと、犬のシロとチビと一緒に暮らしています。

Q.移住したきっかけは?
名古屋では携帯の電波を調査したり改善したりする仕事をしていました。ある時、登山家である服部文祥さんの、米だけ持って山に入り、イワナや山菜や鹿などの食料を現地調達する山岳ノンフィクション『サバイバル登山家』や『狩猟サバイバル』を読み、食べ物を自分で採取することに憧れを持ちました。そこから畑仕事や猟師に対する関心が高まってきました。妻も野草など自然のものをとって食べるのが好きだったので2人ともだんだんと田舎暮らしをしたいと思うようになっていました。
移住先を高山にしたのは実家がある愛知県から近かったからです。何かあったらすぐに行けますしね。車で2時間程度の距離での移住というのは自分たちにとっては大事な条件のひとつでした。空き家をいきなり買うのはためらわれたので、別荘を借りたいと思いこの清見地区に来たら満室だったのですが、その管理者の方のご厚意で畑や車庫付きの一軒家を貸してくれるとても親切な大家さんをご紹介いただき、移住となりました。

Q.移住して良かったこと、大変だったことは?
とにかく最初はやってみると大変なことが多かったです。
4~12月までは飛騨高山森林組合で働き、1~3月は狩猟をしています。林業に携わるのも初めてで、初めは体力もなく、機械もまったく使えませんでした。組合では3~4人1組の班で作業をしますが、その班長に面倒をみていただいたおかげで初年度はケガもなく仕事ができました。僕はケガが多いので、安全にはとても気を遣っています。班長も移住者なので、移住者としての心労を察していただいており、5年間この仕事を続けられているのも班長のおかげだと思っています。
自分が所属している班は木を育てる「造林」の担当です。植林をして、草刈りや除伐、薬剤散布を行い、成長した木を間伐するという一連の仕事をしています。最初はスギとヒノキの区別もつきませんでしたが、今は岐阜県の木と他県の木を比べてみるようになったりと、木の見方が変わってきましたね。どこかへ行っても木を見るようになってきて、職業病になってます(笑)。
狩猟については、今年度(R1年度)は豚コレラの関係で岐阜県では禁止されています。狩猟免許と猟銃の所持許可は高山に来てから半年程度かけて取りました。猟期は11~3月です。雪があると動物の足跡が残りますし、雪が深いと動物の歩みも遅くなるので雪は多い方がいいですね。初めての狩猟は、先輩方5人くらいで行きました。獲物の追い方や猟銃の取り扱いなど研修では習いましたが、先輩方も現地でしっかり教えてくれます。動物たちは命がけです。初めての狩猟で聞いたイノシシの怒りの声、ツノを持って引きずった鹿の重さや、射撃教習で初めて銃を撃った時の肩への衝撃は忘れることができません。獲物をさばいて食肉にする作業は腰を痛める重労働です。
林業も狩猟も大変ですし、近所付き合いも名古屋よりもずっと濃いのでまだ戸惑うこともありますが、なかなかできない経験をさせてもらっているので移住してきて良かったと思っています。

Q.高山のおすすめスポットは?
スポットではなくてイベントなのですが、『飛騨高山ウルトラマラソン』ですね。エイドでしし汁を振舞うために猟友会のボランティアとしてウルトラマラソンに参加しました。その時に猟友会の会長から「お前走れ」と言われたのがきっかけです。ご冗談だったのかもしれませんが、そこからマラソンの練習を始め、『飛騨高山ウルトラマラソン』に参加しました。100kmに出場しましたが、ゴールした時の充実感がすごくて、とても楽しかったです。去年は3度目の出場で、目標だった10時間切りを達成し、努力って報われるんだなと実感しました。

Q.これからの夢は?
実は、「緑の雇用」という林業1年目の研修のとき、5年後の自分はどうなっているかというアンケートに『裏の山にツリーハウスを作って、ツリークライミングのできる遊び場を作る』と書きましたが、全然関係ないランニングを始めてしまいました(笑)。
そのランニングでは、2年に一度、日本海・富山湾から太平洋・駿河湾までの約415kmを8日間以内で自走する『トランスジャパンアルプスレース』を完走することと、参加資格が非常に厳しい『びわ湖毎日マラソン』に出ることが夢です。トレイルランニングは一之宮で開催されている『位山トレイル』の第1回大会に出てみたらハマってしまいました。
なぜ走るのかとよく聞かれますが、走れば分かります。何も考えずにただ走ればいいんです。生きることと同じです。なぜ生きているのか分からないけれど、生きててよかったと思えることがありますよね。たま~に(笑)。

Q.高山へ移住を検討されている方へのアドバイス!
都会ではできない経験ができることは良いと思っています。知っていることとやってみることは違うので、移住についてもとにかく1回はやってみるといいかもしれません。自給自足と口にするのは簡単ですが、毛皮一枚、肉一切れ、薪一本、衣・食・住のほんの僅かな一部分でもお金を使わずに自分でこしらえることが、どれだけ大変かということを、身をもって思い知らされました。動物や木の命を奪っているのですから当たり前かもしれませんが、それが分かっただけでもこちらへ移住した価値はあったと思います。正直、この生活を今後ずっと続けていけるかは分かりませんが、体力があるうちにやりたいことはどんどん体験していきたいと考えています。将来に対する不安はありますが、高山に移住してきて良かったと思っていますよ。

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