森林認証制度

森林認証制度

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森林管理認証

◇ 森が健全かどうか
◇ 森が正しく管理されているかどうか
◇ 森で働く人たちの安全な暮らしがまもられているか

環境・社会・経済面から国際的な基準に適合した責任ある森林管理を行っているかを審査・認証する制度です。 このような森林から産出された木材・木製品に独自のロゴマークを付け、認証を受けた森林から来ていることを保証する制度(COC認証)があります。 このロゴマークの付いた製品を幅広く流通させることにより、世界の森林保全へ向け、森林管理者から木製品の消費者に至るさまざまな関係者を一体化する取り組みです。 当組合では、25年に荘川町地内の森林 730.39haを認証林として審査を受け認証を取得しました。

管理計画

基本理念

自然と人間の共生する循環型社会を目指して、環境に配慮した適切な森林管理と木材等の森林資源の有効利用を通じて地域社会に貢献する。

基本方針

飛騨高山森林組合は、地域の山林の大半を占める森林管理を担うものとして、関係する法規や森林管理のためのFSC®森林認証10原則を遵守し、組合の事業活動である「森林の整備育成、木材生産、木材の販売及び組合員の林業活動の指導」を以下の基本方針に基づき実施する。

◇ 環境に配慮した森林管理方法を明らかにし、従業員並びに関係機関に対する理解と意識の向上に努める。

◇ 地域社会の一員であることを認識し、広く社会との良好な関係が保たれるように努める。

◇ 常に長期的視野に立って経営計画を定め、確実な実行、定期的な点検、見直し改善に努める。

活動項目

環境


・天然林を保護し、景観の多様化を図って豊かな生態系を礎きます。
・私たちの清流一色川を守り、下流域住民の水瓶として森林を保全します。
・野生動物と共生のための森林環境を整備します。
・森林内を流れる渓流の水質汚染を防ぎ、水生生物の多様性を確保します。
・木材を使った製品を普及させることでCO2を固定し、地球温暖化防止に取り組みます。

 

社会


・森林のもつ多面的な機能について広く一般住民に理解を求めるため、企業や都市住民と連携した森林づくりをします。
・従業員の就業安定の確保と地域社会の雇用の場として社会的・経済的に寄与します。
・子供たちへの環境教育の場として、フィールド及び情報の提供を行います。
・管理する森林において行われる他の機関が行う事業について、環境負荷を少なくする指導をします。

 

経済


・循環型社会における木材の価値を高め、木材の利用拡大と安定供給に努めます。
・経済的な森林管理のために、高密路網の整備と管理計画に基づく施業を実行します。
・木材生産.森林整備のコスト軽減のために合理化を徹底的に実行し、かつ、環境負荷を最小にする努力をします。

岐阜県グループ(FSC®C004268)

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